幸せ製造機
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作成日時 : 2006/10/26 17:38
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古代インカ帝国に 幸せを生みだす と 言う、
宗教的で風変わりな、 小屋が 在った そうです。
戦前 ドイツで、 その再現を 試みました。
広場に 頑丈で素敵な 小屋が据え付けられ、
人々が興味深げに とり囲んでいたところ 、
立派な紳士が 胸をはって、
その小屋の中に 入ってゆきました。
彼が中に入ったとたん 、扉が自然にしまり、
明かりも消え、 黒い煙が立ち込めて きました。
唐辛子を燻した様な 強い刺激があり、
とても高温でした。 彼は あわてて
出口に 駆け寄った のですが、
扉は びくともしません。
暗闇の中 、熱気と強い異臭包まれ、
のた打ち回る事 数時間が経過しました。
出口に ほのかな光が 見えたので、
扉に突進してゆきました。
そして転がるように小屋の外へ飛び出し、
なんとか脱出に 成功しました。
外の空気の美味しかったこと、 心地よい風、
明るい陽ざし、 あたかも身体の中から
幸せが 滲み出てくる かの様でした。
思わず つぶやきました。 ( し。あ。わ。せ )
しかし 彼に続いて 、誰も中に 入ることは 、
無かった らしいです。
そして、建物は 取り壊され、
現在では 痕跡すら 残って おりません。
そんな (幸せ製造機)を 、もっていたら、
真っ先に あなたを 案内して、
幸せに 浸って もらいたい 、と 思います。
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